中途入職看護師

中途入職看護師 Y さん

6F 回復期リハビリ病棟

患者さまの「些細な変化」に、いつも気付ける看護師になりたい

当院へ入職して2年、看護師としては5年になります。前の職場では大学病院の急性期で働いていました。
以前の職場では、患者さまの入れ替わるスピードが早く、働いているうちに「自分のペースに合わない」と感じるようになりました。患者さまやご家族とじっくり向き合った看護がしたいという気持ちが強くなり、当院へ転職しました。現在は入職時に希望した、回復期リハビリ病棟で働いています。

前の職場は、患者さまの入院期間が短い中で退院に向けてのケアを考えていましたが、現在は、回復に向けて、患者さまやご家族と時間をかけて接することができ、自分にあった環境であると感じています。患者さまが回復していく姿はとても嬉しく、私にとって励みになっています。
また今の職場では多職種との関わりも多く、患者さまの情報をしっかり共有しながらじっくりと話し合える環境にあるので、とても勉強になります。この病院は、スタッフ同士がしっかりと情報を共有し、連携できる環境が密にあり、私も先輩方にいろいろ相談に乗っていただいているので、安心して働くことができています。

仕事面では、患者さまの小さな変化を見逃さないことを心掛けています。「あれ?○○さんいつもと違うな」「●●さん、今日はこれができたんだ」など、毎日小さな発見があります。「いつもの歩き方じゃないな」と察した時は車いすを用意して座ってもらうなど、事故につながらないようにも気を配っています。私はいつまでも、患者さまの些細な変化に気づける看護師でいたいと思います。
また、時には患者さまの中に、徐々に回復していくうちに、これもできるのではないかと先走ってしまう患者さまもいらっしゃいます。そんな時は丁寧に声掛けして、今の状況を理解していただき、今の患者さまにできる行動をとっていただくようにしています。

後輩ができ、リーダーを任された時に、「自分は頼られる先輩になっているのかな」と不安になることにあります。そんな時にふと思い出すのが、私が入職した当時、親身になって患者さまのためにできることは何か考えている先輩の姿で、今でもとても印象に残っています。私もそんな姿を後輩に見せられる先輩でありたいと考えています。

当院は、病棟が違っていてもスタッフ同士で活発に挨拶が交わされているので、他職種のスタッフとも仲が良く、病院内はとても明るい雰囲気です。私の理想だった「人を支える看護」ができる環境で、大きなやりがいを感じています。